2022年4月13日水曜日

巨星墜つ

 しばらく天気は安定していたのですけど、今夕から崩れるようです。早々と台風1号が接近するし、気温は高いし、なかなかに身体的には厳しいです。


4月7日に中川イサトさんが亡くなった。享年75歳。それに先立った3月27日、野田知佑さんも亡くなってしまった。

僕が初めてソロギターで弾いた曲は、彼のアレンジした「蘇州夜曲」だった。
彼は、日本でのアコギソロギターの創始者であったし、オリジナルの赤い風船のメンバーでもあった。まさに巨星が墜ちた感がある。

現在活躍している日本のアコギソロギタリスト、その多くは彼の弟子だった。岸部さん小松原さん押尾さん、それに刈谷在住の塩見さんなどと枚挙にいとまがない。

以前持っていたのは、LakewoodのM46-1310。これは中川イサトモデルだ。1310と書いてイサトと読む。既にドルフィンギター経由で売却してしるので、誰かの手に渡っているんだろう。売却済みになるのが早かったからな。

いずれは「音羽の滝」をコピーしたかったんだけれど、そのTAB譜は存在していない。誰かコピーしてくれんもんだろうか。

サイン入りのCDを見ながら、イサト師匠を偲んで聴くことにしよう。

野田さんは、BE-PAL連載時からその文体が好きだった。アウトドアに凝りだしたのも、彼の影響が大きい。いつかはカヌーでユーコンを下ることを夢見てもいた。こちらも残念でならない。

合掌。