2020年6月24日水曜日

音創り

いつもながらの暇な隠居老人。少し暑くなってきたので、体調の変化には気を付けなければいけません。老人は暑さには強い(代謝が低いので感じない)ので、宅内熱中症には気を付けなければ。

音作りと言っても、ギターじゃない。アマチュア無線での音作りだ。

いつもはデジタル通信で各国を飛び回っているんだけど、本来は電話通信が好きだ。電波形式で言えばSSBだ。昔はAMが主流だったが、今やSSBなのである。AMは50MHz帯に残っているくらいか。よく知られているのはFM。VHFやUHFで自動車などの移動通信で使われている。

電話であれば、当然マイクを通して声を出すことになる。バンドを聴いていると分かるのだが、きれいな声の人もいれば、だみ声の人もいる。もちろん人それぞれなんだろうが、マイクを通した変調がきれいだと、聴きやすい。そんなこともあって、マイクを替えてみることにした。
左側が1986年の開局以来34年間使っているアドニス社のAM-503Gだ。これはコンデンサーマイクにコンプレッサーと若干のイコライジング機能がついている。通信型と呼ばれているものだ。電池駆動で長く持つんだが、ちょっとめんどくさい。それにスイッチの動きがしぶくなってきて、そろそろ寿命だ感が否めない。

ギターの宅録用に、SHUREのSM-57ってマイクを持っている。ならば、これを使って無線用のマイクを仕立てればいいかも。ついでだから、ゲインの調整やイコライジングにも凝って、通りの良い変調を目指したい.....ってのが動機だった。

ミキサーもあるんだから、それを使えばどんなマイクも流用できる。しかし、いちいち移動して結線するのはとても面倒だ。ならば他に安くて良いものはないだろうか?
ネットを徘徊して調べてみると、非常にコンパクトで機能が豊富なものを見つけた。山口県周南市にあるファイン・オーディオってところの装置だ。これが写真右側のもの。

特別給付金ももらえたことだし、ちょっと奮発して購入した。

7MHzのSSBで試運転をして、相手局に変調の具合を聞いたところ、問題ないようだ。海外局との交信で、拾ってもらいやすくするにはイコライザーで高音を持ち上げてやる。近場で長話をするときには低音を上げてやる。そんな使い方ができるのだそう。なにやら放送局のようになってきたゾ。

マイクアームを使って、かっこよくしたかったんだが、先立つものがない。なので、以前から使っていたブームスタンドを立ててマイクを取り付けた。
電話で海外と交信できるようになるには、もう少しコンディションが上がってこないとダメなんだが、それに備えて準備をしておかなくちゃね。
最近、ときたま太陽の黒点が上がる日が出てきた。宇宙天気予報センターってところで状況が分かる。つい先日まではずーっとゼロだった。いよいよサイクル25が始まる。もうちょっとの辛抱だよ。

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