2018年6月20日水曜日

釣名人を使ってみた件

カテゴリーはアコギなのにこの題名。(笑


ギター弾きの間では有名なこの『釣名人』ってのは、アロンアルファのひとつ。普通のアロンアルファってのは黄色いケースに入ってるんだが、こやつは緑色。何が違うか?なんだが、粘度が低いことが特徴だ。もちろん、用途には爪の補強なんて書いてない。けど評判がいいらしい。


さて、ギター弾きにとって爪は大切な楽器だ。爪の良し悪しで音が変わるし弾き易さも変わる。なのでメンテナンスにはかなり気を使う。ところが日常生活では、そうそう爪をかばっていられない。時としてぶつけたり挟んだりと、爪に掛かる負担は大きい。だから、爪を保護してやらんといかんのだ。


そこで登場するのがこの『釣名人』。


ネットを検索すると、フラメンコギタリストの方などは、多く使われていることが分かる。そんなサイトで使い方を学んだ。


まずはティッシュペーパーを爪の形に切り取る。二枚重ねなので、一枚にはがすことが必要だ。長さはどうでもいいんだが、幅は爪にぴったりのほうが後の処理が面倒にならなくていい。だから、まずは付け爪を取り出して、これをティッシュペーパーに当てて定規代わりに使った。親指から薬指までの四本分だ。


次に爪に釣名人を一滴たらして、ここに先ほどのティッシュペーパーを置くと固定される。横方向にはみ出さないように位置を合わせておいて、ティッシュペーパーの上からたっぷり釣名人をたらしてやる。これで完了。ティッシュペーパーは透けてほぼ見えなくなる。乾くのは早いけど、フーフーしながらしばらく待つのがよろしい。


乾いてから、はみだしたティッシュペーパーをむしりとる。その後、爪ヤスリで整形しておしまい。


帰国直前にスカルプチャーをとった。その際、ずいぶん自爪を削られたのか、ふにゃふにゃでギターを弾ける状態ではなかった。だから、演奏会も付け爪でやったくらいだ。
あれから三ヶ月、爪もやっと伸びてきて、そこそこ硬くはなってきたんだが、まだやわい。なのでこの補強に踏み切ったんだ。


恐る恐る弾くから、爪は折れてはいない。音は心なしかはっきり太くなったような気がする。気がするだけ。(笑 これは高価なカポにおかげかもしれないけど。

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