2018年5月30日水曜日

モルダウのこと

朝から雨。なので西知多産業道路の渋滞もひどかったです。このまま梅雨入りしちゃうんでしょうかね?まったくいやな季節になったものです。それでも2ヶ月ほどで終わるので、チェコの冬に比べれば、ずいぶんマシかもしれません。

日本へ帰ってきて、はや2ヶ月が過ぎようとしています。早いもんです。チェコに住んでいる時には、さほど気にもしていなかった事が、今さらになって思い出されてきます。


たまには振り返ってみたいと思います。インドは思い出したくないけど。(笑


チェコに着任した2014年。運よくプラハの春音楽祭二日目のチケットを手にすることができた。この音楽祭は毎年5月12日から始まる。この日はチェコを代表する作曲家スメタナの命日。なので、音楽祭の初日と二日目は必ずスメタナ・ホールで『わが祖国』が演奏される。


この我が祖国って交響詩はあまり有名ではないんだろうが、第2曲のヴルタヴァ、日本ではモルダウとして有名だ。プラハを南北に縦断している大きな川、チェコ語でヴルタヴァ、ドイツ語でモルダウとなる。


オーケストラの演奏でも、なかなかグッとくるものがあるんだが、日本のアーティストも意外と歌にしている。


さだまさし: 男は大きな河になれ
イルカ:いつか見る虹
斉藤和義:モルダウの流れ
平原綾香:Moldau


お勧めは平原綾香だ。機会があったら是非聴いてみて欲しい。


プラハ市内では頻繁にクラシックのコンサートが開催されている。ほぼ毎日どこかでやってる。ところが、我が祖国だけはめったにお耳にかかれない。理由は分からんのだが、チェコ人がそれだけ大切にしているんじゃないだろうか....と思っている。


ヴルタヴァ川、決してきれいな川じゃない。ドナウ川の方がよっぽどきれいだ。それでもプラハ城の下をゆったりと流れる川にスメタナの曲を思い浮かべると、ちょっとジーンとくる。

0 件のコメント:

コメントを投稿